※このレポートは若干の内容のネタバレを含みます。
全4作にわたる声優ver,冬のソナタもいよいよ最終巻です。
VOL.3の最後で再び巡り合った2人。いよいよ幸せが訪れるのか?という最終巻ですが、のっけから再び事故に合うジュンサン。やはり大事なシーンなので、その現場について主演の石田さん、堀江さんと演出家の宝亀さんで何度も話し合いが行われました。"どういった状態で事故にあったのか"共通認識を得た上での、堀江さん演じるユジンの「いやーーーーーーーーーーー」という絶叫は鳥肌ものです。
互いの両親の事情に巻き込まれ波乱万丈なジュンサンとユジン。
自分のせいで再び事故に巻き込まれてしまったジュンサンと、それでも離れたくないというユジンの強い思いを堀江さんがうまく表現してくださいました。チェリンやサンヒョクを傷つけ、両親に反対されてもそれでもジュンサンと一緒にいたい、と決意の固まったユジンは、前の3作に比べてはるかに強い女性になりました。
ユジンは、最初の頃に比べると芯の通った強さを得ました。VOL.1とと聞き比べると色々がありすぎて強くなったユジンを演じる堀江さんの演技の差が出ていると思います。
記憶を取り戻しつつも、再び様々な困難にぶつかるジュンサンは、運命を受け入れながら静かにユジンから離れていく心情を石田さんが切なく演じてくださいました。「神様」と祈るジュンサンの願いは切実さが痛いほど伝わってきます。最初の頃の自身と余裕に満ちた"ミニョン"ではなく、様々な辛い現実にぶつかったジュンサン。ユジンと幸せになることに対して弱気になっていくジュンサンは石田さんの繊細な演技に共感してしまいそうになります。あきらめちゃだめだジュンサン!と思いつつも打ちひしがれるジュンサンを演じる石田さんの演技に、一緒に打ちひしがれてしまいます。
ジュンサンとユジン2人でいるシーンでは、2人の絆がVOL.1からの経緯を経てより強いものになったことを感じさせるようでした。お二人とも、ちらりと目線を向けたり体を動かしたりしながらの演技でしたので、余計距離感がリアルに感じられたのではないでしょうか。
そしてフラレ組のサンヒョクとチェリン。
チェリンはミニョンを諦めきれずやさぐれたり泣いたり怒ったりとVOL.3に続き表情豊かでした。VOL.1やVOL.2ではむしろ意地悪なイメージが強かったチェリンですが朴さんのミニョンを愛する気持ちを全開にした演技に一気に守ってあげたい女性に。
ミニョンを返してと泣きわめく演技には鳥肌もんです。最終的には諦めると宣言する際も涙をこらえる演技に一緒に泣いてしまいそうです…。
また、サンヒョクはそんなチェリンとは対局で、ユジンとジュンサンの仲に協力します。ユジンを諦めると涙ながらに語るサンヒョクの小野さんの演技には、一緒に泣いてしまいそうになります。その後のサンヒョクの優しいこと…。小野さんの2人を気遣う優しい演技に、サンヒョクの素敵さが凝縮されている気がします。
今回はVOL.3とVOL.4を合わせての巻末トーク入りです。
皆さまには感想をいただきました!
冬のソナタの物語の感想や4枚撮っても感想などいただきました。
また、VOL.3と最終話の連動特典は今回は「恋愛フリートーク」です!
堀内さんに司会をしていただき、出演者の石田さん、堀江さん、朴さん、小野さん、宝亀さん、堀内さんの初恋話や冬のお供のお話など。愉快なフリートークCDになりました!こんなプレゼントを渡され方にはグッとくる!というお話では、皆さんの理想のプレゼントの渡され方や、渡し方などについてお話していただきました。
内容充実のフリートークCD!VOL.3との連動特典です!