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【 質問項目 】

 1.聴き所、印象に残った
  シーンをお願いします。

 2.ファンの皆様へメッセージ
  をお願いします。


「スローリズム」出演者コメント

「スローリズム」発売を記念いたしまして、ご出演された皆様からコメントをいただきました!

水森秋人役:野島健児さん
1.色々気になるシーンはあるんですが、効果音の入り方が絶妙でニクイです。きっとね。
収録のときは音が無いので想像しか出来ないのですが。
出来上がりが楽しみです。
2.日常を切り取ったようなリアリティーがあって、とても素直に入って行ける作品です。
ゆっくりと…スロー聞いて下さい。

矢萩智彦役:前野智昭さん
1.全部です。
聞きどころが皆様に判断して頂ければと思います。
2.好きって感情について考えさせられる作品です。
切ない内容ですが楽しんで頂けると思います!

堀田雅光役:寺島拓篤さん
1. 何度か出てくる居酒屋や喫茶店でのやりとりが印象に残ってます。
あるなぁこういう雰囲気、みたいな。
あの場面設定があることで、より「リアルな日常」という感じが出てるんだと思います。
2.大きな悩みも小さな悩みも抱えたまま、時間は無情に過ぎていきます。
大切なものを見失わないよう、日々を注意深く生きて下さい。


木田修二役:安元洋貴さん
1.ぶれない男の気持ちにやっと気づき、
一気に話が流れていく様ですね。
2.リアルな感じが妙にあり、素敵な感じになってます
あとアジフライが食べたくなります(笑)









まだ暑さも残る9月上旬。
「スローリズム」の収録は行われました。

本作は杉原理生先生の作品で、ゆっくりと近づいていく二人を丁寧に描いた作品です。
今回は原作から水森と矢萩の想いが通じるところまでをCD化しました。

まず、最初に先生からご挨拶とキャラクターの説明を頂きました。 今回はキャスティングは、先生が自サイトで読者の皆様にアンケートをとったものを参考にさせていただきました。先生と読者のイメージに最も近い声質の方々が集まったのはないでしょうか。

主役の水森を演じる野島さんと相手役の矢萩を演じる前野さん。
お二人とも、飄々としたキャラクターで、内に秘めた想いを素直に出しません。 テストは一発OKでした。お二人が読み込んできて下さったキャラクターはまさに原作の雰囲気そのものです!
回想シーンでは、15歳くらいの高校受験のシーンを演じていただいおります。
声の高さについて、15歳位は声変わりしているのか?という疑問に、安元さんの「高一からこの声ですよ」の一言で、じゃあそんなに高くなくても…という結論に。ですが、分かりやすく若いめに演じて下さりました。お二人ともキャラクターはぶれずに声だけを少し変える、というのは流石です。

続いて、水森の後輩の堀田は寺島さん演じて下さいました。
テストでは、犬っぽい可愛い感じだったのですが、もう少しかっこよく、ということで二枚目風な後輩になりました。微妙な位置づけの後輩なので、慎重にキャラを作ってくださいました。 また、安元さん演じる主役二人の友人・木田は少しやらしい雰囲気になり過ぎてしまい、もう少し直球な青年にしていただきました。安元さんから、読み込んできた解釈を疑問としてぶつけていただいたり、真面目にキャラクターを理解しようとしてくださっている姿勢に感銘を受けました。

四人が関わってきて物語は進んでいきます。
はぐらかし続ける矢萩に、気付かないふりをする水森。 内側に秘める想いを持ち続ける矢萩の微妙な心情を表現するのに、前野さんは悩んでいらっしゃいました。ここでもキャラクターの解釈について相談がされ、矢萩の心情を丁寧に演じて下さいました。長台詞では「すみません。この辺ぐだぐだでした…」と自ら指摘したりと、苦戦しながらも頑張ってくださいました。
野島さんは、水森視点で話が進んでいくので、ナレーション・モノローグ・台詞と三種類を演じて下さいました。知っているけど気付かないでいたいという、相反する心情を見事に演じて下さいました。話が進むにつれて、どんどんと感情を露わにする場面が増えていき、感情が高ぶって声を荒げるシーンでは、こちらの感情も一緒に引っ張られるようです。今まで溜めていた疑問や感情を吐き出す水森は、切なさが伝わってきます。きゅんとしました。

二人の微妙な心情を知っていて、何も言わない木田と、自分を重ねて必死になる堀田の複雑な感情を安元さんと寺島さんが丁寧に演じて下さいました。
木田の、結婚を前にした男の心境と、友人2人の行く末を心配している様は、安元さんが見事に表現してくださいました。休憩中も、杉原先生にキャラクター確認にきたりと真面目に「木田」を作ってくださいました。
寺島さん演じる堀田ですが、最初は可愛い後輩なのですが、だんだんと水森・矢萩の関係に深く関わってきます。片思いで頑張っている人には、水森と堀田のやり取りのシーンでは寺島さんの演技に、胸が痛くなるのではないでしょうか。

一歩踏み出したら壊れてしまうのはないか、という不安が「友達のままで」という選択を選んでしまい、ずっと傍にいられれば、という思いがその立ち位置を守ってしまう…、というBLだからこその微妙な距離感のこの作品。冷静な水森と飄々とした矢萩が動揺し感情を露わにするのはCDならではこその抑揚感が出たと思います。野島さんと前野さんの演技の距離感もすごいいい雰囲気です。原作を好きな方にも楽しんでいただける一枚になりそうな予感を感じたアフレコでした。

今回は登場人物の関係で、出演者がすくなったのですが、その少ない人数でガヤを頑張っていただきました!
入試の場面では、お腹が痛くなったり化学式をひたすら唱えていたり。 居酒屋などの場面では、「どんな店なのか」という設定を決めてからガヤ撮りに挑んだり…。 少ない人数なのに、頑張っていただき長めに撮っていただきました。
大衆居酒屋の場面では、「じゃあ、笑●ってことで」と細かな場所設定まで明確に、若者のようなノリでガヤをしてくださったりしました。話している内容は…居酒屋でした。是非、細かいところも耳を澄まして聴いてみて下さいね★


また、今回はCD一枚分ギリギリまで本編を入れたため、巻末に収録予定だったキャストコメントが入らなくなってしまいました。 けれど、折角いただいたので…、ということで、初回盤につく特典CDに巻末収録予定だったキャストコメントも収録しちゃいます!
初回特典は、キャストコメント+出演者によるフリートークCDになります。


ちなみに。
特典フリートークでは、「スローリズム」にちなんだお題をこちらから挙げさせていただいたテーマトーク!だったのですが・・・。だんだんと脱線し、本当のフリーなトークになりました!自分の話だけでなく同業者様のお名前が解り易く伏せられてちょこちょこと出てきたり…。前野さんのお酒での失敗談に、安元さんが遠慮したツッコミを野島さんが容赦なく食いついてみたり…。最終的には男の料理の話になり、最近料理するという寺島さんへのアドバイスが始まったり、と楽しいフリートークになりましたっ♪

またまたこぼれ話ですが。
メルマガ読者様に毎回プレゼントしているサイン入り台本ですが、 サインをいただいた台本などを回収しようとしたら…
野島さんが「”サインっぽい”ものしておきましたよ♪」と一言。
サインっぽいてえええ?と手元を見たら……当たり前ですがきちんとサインをいただけてました。 そんなお茶目な発言が出ちゃう賑やかな収録現場でした。
そのサイン入り台本プレゼントの詳細はメルマガをご覧くださいね!










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