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【 質問項目 】
 1.聴き所、印象に残った
  シーンをお願いします。
 2.ファンの皆様へメッセージ
  をお願いします。


 「恋の話がしたい」 出演者コメント

「恋の話がしたい」発売を記念いたしまして、
ご出演された皆様からコメントをいただきました!

美成有一 役:羽多野渉
1.何気ない会話のシーンですね。
2.力を抜いてお芝居する事の難しさを再認識しました!
新たな面を感じてくれたら嬉しいです!

真川直広 役:鈴村健一さん
1. どのシーンというのではなく、全体が繋がってる…というか
流れが作品だったので切り取って考えるのは難しいですね…。
強いて言えば最初のシーンでしょうか?
静かな作品なんですが、躍動感があります。
2.淡々と進む物語のなかに、人の心の振幅が俄かに感じられる素敵な作品です。
是非楽しんで下さい!

邑埼 役:川島得愛さん
1. 真川と美成の2人のいじりあう会話ですね。
2.聞いて下さった方々、本当にありがとうございました。
  まだお聞きになっていない方々、是非聞いて下さい!

弓子 役:甲斐田裕子さん
1.  主役の二人の…なシーンでしょう!
でも普段の会話もかわいらしかったり、共感できたり、いい作品だなと思いました。
2. 優しくて、切なくて、かわいくて… なんかステキな作品だと思います。
  楽しんで下さい!




先日、「恋の話がしたい」の収録が行われました。
ヤマシタトモコ先生のBL作品「恋の話がしたい」はゲイの美成が勢いで告白してしまった真川に思いがけず受け入れられてしまって戸惑いながらも両想いを実現していく、甘酸っぱい三十路男子たちの物語です。

今回、メインの美成を羽多野渉さん、真川を鈴村健一さん、
そして美成の友人?でありゲイ仲間の邑埼を川島得愛さん、美成の上司の弓子を甲斐田裕子さんに演じていただきました。
まず、テストを終えてのヤマシタ先生の感想が「皆様かっこよすぎ」
そのへんの兄ちゃんたちがだらだら話している感じで、というあくまで「自然体」な作品の雰囲気を、出演者の皆様に演じていただきました。普通の会話を文字にしたようなセリフ回しなので、それを台詞として話す、というのは難しいようでした。
それでも、最終的には「自然」な雰囲気で原作のイメージを崩さない仕上がりになったと思います。

主役の美成役の羽多野さんは、モノローグが多くネガティブ思考なキャラなので割と深刻な雰囲気でしたが、先生には「もっと不真面目にお願いします」と指示をいただき、自然な若者な美成になりました。
深刻になりすぎず、けれど本人の中では大問題という微妙なニュアンスを羽多野さんに演じていただきました。
鈴村さんは、かわいい感じのキャラクターでしたが、なかなかキャラが固まらず悩んでらしたようです。
可愛いのだけど、元気いっぱい!ではなく笑わない声で、と先生からキャラの指摘を頂き
「かわいいってなに…かわいいって宇宙…」と悩む鈴村さん。
「可愛い」と言っても三十路前の登場人物なので、不自然になりすぎない感じに美成に対応してポジティブでまっすぐな真川になりました。

邑埼役の川島さんは、テストでは好青年だったのですが、「もっとチャラく!邑埼は嫌なやつです!」というキャラクターだということをヤマシタ先生がお伝えしたら、いっきにチャラ男に!とても軽い男になりました。
ニヤニヤチャラチャラしながらも、美成をからかう台詞はエロさを醸して出しています。
しかし、美成をからかうなかにも、なにか一癖も二癖もありそうな雰囲気を感じさせてくれています。
邑埼の立ち位置は微妙で、美成としか直接関わりを持ちませんが、美成に対する微かなニュアンスを感じさせる 複雑?な心境を川島さんの発される台詞一つ一つから感じました。

美成の上司で真川の先輩である女性、弓子は甲斐田さんに演じていただきました。
最初は少しサバサバした感じだったのですが、テストの後「もう少しやわらかく」とのことで明るく頼れる姐御になりました。
こういった作品で女性がたつことは珍しく、ヤマシタ先生の作品ならではの女性の立ち位置だと思います。
美成の上司で真川と引き合わせてくれた弓子の
「そうやってちょっとしたことから変えられてっちゃうんだよねぇレンアイって」
という美成に響く一言が、とても印象的に残ります。甲斐田さんの何かを思うような演技に、恋愛まっただ中の人は共感を覚えるのではないでしょうか。

また、美成と真川が待ち合わせるカレー屋さんのインド人店員があまりに「それ」っぽくてスタッフ内で大好評に!カレーが食べたくなること間違いないです!カレー屋の店員と兼ね役で美成にいい寄るヒゲのゲイの男性をやっていただいているのは竹内良太さん。ゲイ男性の役もあまりにもステレオタイプの「ヒゲのゲイ男性」で、ヤマシタ先生から「ドゲイ」と好評でした。
是非注目して聞いてみてくださいね!


物語のほとんどが美成と真川の二人の会話で進んでいきます。
特に大きな事件があるわけでもない中で、徐々に育まれていく「恋愛」の、微妙な心境の変化を皆様丁寧に演じていただきました。美成役の羽多野さんに演じていただいた、両想いになった戸惑いがだんだんと喜びに変わっていく様に、なんだか胸が痛くなります。小さなことに喜びを覚えたり不安になったり、そういった些細なことが「普通」の日常だったことを実感していく美成のモノローグを羽多野さんが丁寧に演じてくれてます。
また、それに対してポジティブで美成を包み込むような愛情を兼ねた真川の「どんどん美成を好きになっていく」という心境に喜びを覚える変化を、鈴村さんの笑い声一つにも感じられます。それでも美成がネガティブなことを言うと、本当に怒ったように懇願するように自分の心境を話す様は、共感や喜びを感じられると思います。
日常的な会話や出来事を軸に、心情が大きく揺れ動いていく様が全体を通して感じられる作品になりました!



初回特典フリートークでは、羽多野さん鈴村さん川島さんに参加していただきました。
初恋は誰、という初恋話は何度もしてます、という鈴村さんに改めて語っていただいたり
ドキドキした話を童心に還ったようにキラキラした眼で話してくださった川島さん、
みんなスケベ!という結論に落ち着く羽多野さんの初恋話など。
大変盛り上がってフリートークになっております。

皆様お聴き逃しなく!








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